メジロザメ(ヤジブカ)- メジロザメ科 -

メジロザメ写真1
分布
メジロザメはアメリカ東海岸からブラジル南部に至るまでの西大西洋、ポルトガルからアフリカのザイールまでの東大西洋およびインド洋、太平洋、紅海などに主に分布しています。
活動時間帯
メジロザメは昼夜を問わず、活発に活動しています。
メジロザメ写真2
その他の名称
目白鮫
英名:[Sandbar Shark]
学名:[Carcharhinus plumbeus]
大きさ
一般的には2~2.5mほど。
大きなものでは3mに達します。
特徴
メジロザメはヤジブカと呼ばれる事もあるメジロザメ科のサメの仲間で、その生息域は表層域から水深300m程度までの港や潟、濁った湾などの泥状または砂状の海に主に生息しています。

メジロザメの体に関する大きな特徴は大きな三角形の第一背ビレが挙げられ、この特徴がある事によってメジロザメの識別が容易になっていると言えます。また、胸ビレも標準的なサメよりは大きく、第一背ビレと第二背ビレの間には隆起線が見られます。

メジロザメの餌は多くの魚類、頭足類、甲殻類などサメの餌としては一般的なものが多く、攻撃性もあまり高くない為、人にとっても危険性は殆どないと言われています。

メジロザメのメスは8~12ヶ月の妊娠期間のあと、体長60~75cm位の幼魚を1~14尾産みます。

尚、メジロザメは現在は人による乱獲の影響で絶滅の危機に瀕していると言われています。