オオメジロザメ- メジロザメ科 -

オオメジロザメ写真1
分布
オオメジロザメは熱帯および、亜熱帯海域に分布しており、アマゾン川に代表されるような大きな河川の上流にまでのぼってくるとされています。
また、ニカラグア湖などの湖にも生息しています。
活動時間帯
オオメジロザメは昼夜を問わず活動しています。
オオメジロザメ写真2
その他の名称
大目白鮫、ウシザメ
英名:[Bull Shark]
学名:[Carcharhinus leucas]
大きさ
平均的な体長は3~3.5m程度。
特徴
オオメジロザメは別名ウシザメ(英名ブルシャーク)とも呼ばれる体のしっかりとしたサメで、浅い海から水深30m程度までの沿岸域に主に生息しています。稀に水深が100mを超えるような深い海や、大きな河川などでも見られる事があります。

オオメジロザメはサメを含む魚やエイ、カメ、鳥など様々な動物を捕食し、人に攻撃してくる事もある好戦的なサメで、鋭く尖った三角形の長い歯は人間にも致命傷を与える事もある為、サメの中でも細心の注意が必要となる最も危険な種類のひとつです。
また、数多く存在しているサメの仲間の中でも塩分を含まない淡水の中で長時間の生息ができる唯一の種類だと言われています。

オオメジロザメの外見的な特徴としては鎌形の大きな背びれとノコギリのようにギザギザになっている強靭な歯で、体の色は背の部分はグレー一色になっており、腹の部分は背よりも明るいグレーとなっており、体全体の配色はかなりシンプルな印象です。

オオメジロザメのメスは人間とほぼ同じ約10ヶ月の妊娠期間を経て、1~13匹ほどの幼魚を産みます。
尚、オオメジロザメの平均寿命は14年ほどです。