レモンザメ- メジロザメ科 -

レモンザメ写真1
分布
レモンザメは主にインド洋、太平洋などの熱帯海域に分布しています。
活動時間帯
レモンザメは昼夜を問わずに活動しているとされています。
レモンザメ写真2
その他の名称
檸檬鮫、マーブカー
英名:[Sicklefin lemon shark]
学名:[Negaprion acutidens]
大きさ
体の大きな成魚であれば、3.5mほどに達します。
特徴
レモンザメはかなり個体数が多く、サメ類の中で一般的なサメだと言われている種類で、丈夫で飼育が容易な事から水族館などでも多く展示されています。また、沖縄の水族館では国内では始めての水槽内での出産に成功しています。

レモンザメはかなり浅い海から水深90m位までの海の珊瑚あるいは砂状の海底に生息しており、殆ど特徴が同じサメとして「ニシレモンザメ」がいます。このニシレモンザメとレモンザメとの違いは生息している地域や胸鰭の形状が異なっている点などが挙げられます。

尚、レモンザメは人に対してはあまり攻撃的なサメだとはされていませんが、比較的、体が大きく、好奇心が旺盛なサメである事から、危険性が高いサメに分類されており、ポリネシア海域では小さな個体でもいきなり攻撃してきたなどのケースも報告されている事から海で見かけても刺激しないように心がけ、できるだけ近寄らない方がよいサメだと言えるでしょう。